ボールねじ
修理・オーバーホール事例

衝突により破損した循環部品の交換

  • 修理項目
    循環部品の破損対応
  • 修理対象機器
    NC旋盤
  • 修理対象箇所
    刃物台送り用
  • サイズ
    φ40リード12ー1,500mm

BEFORE

加工開始時に原点設定を間違えたため、早送り移動時に加工対象ワークに衝突した事例です。
衝突によって、刃物台に組み込まれたボールねじの循環部品にクラックが発生していたと思われます。特に加工寸法にも異常が無かったためそのまま使用されました。その後まもなく異音発生となり循環部品が破損し、稼働停止されています。

AFTER

循環部品はボールねじで最も重要な部品です。循環部品の破損では、チューブ、ボールを交換し、ねじ軸も磨く必要があるため、以下のような処置を行いました。
①ボールねじ分解
②軸全周磨き
③ボール全数交換
④再組立て
⑤再調整

ポイント・当社のサービス

今回の事例のように、ボールねじ 修理・製作センター.comでは、NC旋盤をはじめとした工作機械用ボールねじの修理実績を多数持ちます。また軸径20φ~160φの転造or精密、自社製or他社製問わず幅広いボールねじの修理に対応しております。機械の早い復旧のため、納期要望にも最大限お応えしています。ボールねじの不具合が発生した場合、当社にお任せください。

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