ロックしたボールねじの再稼働修正

• 修理項目
  磨き直しと循環部品の新規製作
• 修理対象機器
  研削盤
• 修理対象箇所
  砥石送り軸
• サイズ
  BS4510-FRRB2-800

BEFORE

長年使用した当該設備は、切粉や粉塵の蓄積でボール循環が阻害され、最終的にロック状態に至りました。ねじ軸に錆も発生していましたので、分解後磨き直し、予圧調整を行いました。

AFTER

ロック状態解消、錆除去の為、ボールねじの修理が必要であり、以下の作業を行いました。
①ボールねじ分解
②洗浄
③軸全周磨き
④チューブ等新作
⑤ボール全数交換
⑥再組立て
⑦再調整

定期的に給油を行う事により、ナット内部への粉塵の蓄積を防ぐ効果があります。