ボールねじ
修理・オーバーホール事例

ナットオーバーランによるトラブル対応

  • 修理項目
    分解・再組立て
  • 修理対象機器
    マシニングセンタ
  • 修理対象箇所
    切り込み軸
  • サイズ
    φ50リード10ー558mm

BEFORE

機械への組み込み時に誤ってナットをストローク外へオーバーランさせてしまった事例です。
写真の状態から無理に戻そうとすると、外部からは見えないですが、正常な回路から脱落したボールが循環部品を破損させてしまいます。
当該案件はナット脱落後に、そのまま当社へ搬入頂いたので、即時復旧することが出来ました。

AFTER

トラブル解消のため、ボールねじの修理が必要であり、以下の作業を行いました。
ストローク外へ逸脱したナットの復旧には知見が必要です。無理に分解や回路への復旧を行うとダメージが大きくなる可能性があるため、注意が必要です。
①ボールねじ分解
②各部点検
④軸全周磨き
⑤ボール全数交換
⑥再組立て
⑦再調整

ポイント・当社のサービス

今回の事例のように、ボールねじ 修理・製作センター.comでは、NC旋盤をはじめとした工作機械用ボールねじ等の修理実績を多数持ちます。また軸径20φ~160φの転造or精密、自社製or他社製問わず幅広いボールねじの修理に対応しております。機械の早い復旧のため、納期要望にも最大限お応えしています。ボールねじの不具合が発生した場合、当社にお任せください。

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