ボールねじ
修理・オーバーホール事例

長期使用によるバックラッシュの調整

  • 修理項目
    ボール入れ替えと予圧調整
  • 修理対象機器
    大型旋盤
  • 修理対象箇所
    長手送り軸
  • サイズ
    BS80リード16ー5400

BEFORE

長期使用した当該設備は使用ストロークのみが摩耗しバックラッシュが発生していました。そのため、加工精度が落ちてしまいという問題がありました。

AFTER

加工精度を上げるために、バックラッシュを解消する必要があります。そのために、ネジ溝のラッピング(=全周磨き)を行い全ストロークに予圧が掛かるよう調整し直しました。ボールはボールねじの部品で一番硬いので、よく使うストロークのねじ溝が摩耗してしまいます。摩耗したねじ溝に合わせて、使用していないねじ軸のストロークを磨いていきます。具体的には、以下の作業を行いました。
①ボールねじ分解
②軸全周磨き=ラッピング
③ボール全数交換
④再組立て
⑤再調整

ポイント・当社のサービス

ボールねじ修理製作センター.comを運営するオージックでは、ボールねじの修理を行っております。
ボールねじによる送り精度を上げるためには、予圧の調整が重要になります。
ボールねじは使っているうちに摩耗していくため、精度を上げるために、軸のラッピングが必要になります。
当社では、早い機械の復旧のため、短納期でのボールねじの修理を承っております。
ボールねじの不具合ならぜひ当社までお問い合わせください。

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