ボールねじ
修理・オーバーホール事例

ロックしたボールねじの再稼働調整

  • 修理項目
    分解・洗浄・部品製作・再組立て
  • 修理対象機器
    製鉄所専用機
  • 修理対象箇所
    幅決め軸
  • サイズ
    φ80リード20ー5600mm

BEFORE

製鉄所内で長く使われた設備に搭載されていたボールねじです。内部に堆積した粉塵や、劣化した防塵ジャバラの破片がボール循環を阻害し完全にロックしていました。
6m級の長尺ボールねじの為、新規製作には半年レベルの納期が必要ですが、長期の設備停止は生産への影響が大きいので、ボールねじ修理により短期間での設備復旧が求められました。

AFTER

ロック状態解消、内部にたまったスラッジや錆の除去の為、ボールねじの修理が必要であり、以下の作業を行いました。
①ボールねじ分解
②洗浄
③軸全周磨き
④チューブ等新作
⑤ボール全数交換
⑥再組立て
⑦再調整
粉塵雰囲気など過酷な環境下で使用されるボールねじは、給油や防塵部材の破損確認などを定期的に行う事でトラブル回避が期待できます。

ポイント・当社のサービス

今回の事例のように、ボールねじ 修理・製作センター.comでは、NC旋盤をはじめとした工作機械用ボールねじ等の修理実績を多数持ちます。また軸径20φ~160φの転造or精密、自社製or他社製問わず幅広いボールねじの修理に対応しております。機械の早い復旧のため、納期要望にも最大限お応えしています。ボールねじの不具合が発生した場合、当社にお任せください。

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