ボールねじの経年劣化

• 修理項目
  磨き直しと循環部品の新規製作
• 修理対象機器
  専用旋盤
• 修理対象箇所
  チャック締め付け用
• サイズ
  BS32リード5-600

BEFORE

使用時に切削用の水溶液が掛かり、全体的な錆が発生。切削時の粉塵も混入していたためボール循環不良も発生していました。

AFTER

動作不良解消のため、ボールねじの修理が必要であり、以下の作業を行いました。
①ボールねじ分解
②洗浄
④軸全周磨き
⑤チューブ等新作
⑥ボール全数交換
⑦再組立て
⑧再調整

機械設計上、面板に水が掛かってしまう構造となっている設備でした。設計の変更は難しい事もありますが、シールによる水の排除、蛇腹などで直接水分を受けないような構造への変更を提案いたしました。