ボールねじ
修理・オーバーホール事例

切り粉混入による作動不良

  • 修理項目
    循環部品の新規製作
  • 修理対象機器
    大型旋盤
  • 修理対象箇所
    切込み軸
  • サイズ
    BS100リード12ー1100

BEFORE

上記設備切込み軸用に組み込まれたX軸ボールねじナット内に切削切子が混入し、回転異常が発生していました。循環部品破損には至っていませんでしたが、摩耗が発生し加工精度に影響を及ぼしていました。

AFTER

内部を洗浄し、ボール循環に影響を及ぼす破損などが無い事を確認したうえで下記の処置を行いました。
①ボールねじ分解
②洗浄
③軸全周磨き
④チューブ等新作
⑤ボール全数交換
⑥再組立て
⑦再調整

ポイント・当社のサービス

ボールねじ修理製作センター.comを運営するオージックでは、ボールねじの修理を行っております。
ボールねじは、以上を感じたら、早めに保全を行うことが重要です。
本事例では、回転異常が発生した際に無理に利用することなく、修理したため、循環部品が破損せずに修理も可能でした。
無理に使用すると循環部品が破損し、ボールねじの分解ができないなどで、修理が困難になる可能性がございます。
新規調達などで、機械を止めないためにも早めの処理が重要になります。
当社では、短納期でボールねじの修理を行っております。
ボールねじの不具合ならぜひ当社までお問い合わせください。

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